あれもこれも食べたくなるスイーツ 特産品のイチゴを目玉に

 3月14日(土)、山武市にある蓮沼海浜公園第1駐車場で行われた『S1グランプリ』には約2千5百人の来場者が訪れた。『S1グランプリ』の『S』は、ストロベリーとスイーツの頭文字をとったもの。もうお分かりだろうか、『S1グランプリ』とは山武市のイチゴを使って作るスイーツフェスティバルのことで、今年は21店舗が参加。この日のために開発したという作品を販売する店舗も多く、開場11時にはすでに行列ができているエリアも珍しくない。山武市経済環境部農商工・観光課長の菱木司さんは、「今年で4年目の開催ですが、徐々に来場者も増えてきています。初めは県の補助事業の一環として活性化を目指してスタートしました。会場が駅から離れているなど改善を望む問題もありますが、徐々に周知されてきていますので、山武市の特産品であるイチゴをさらに生かせたらと思います」と話す。
 大会では、『グランプリ』と『準グランプリ』が来場者の投票数によって決定する他、『審査員特別賞』も選出されるとあって店舗だけでなく来場者からも熱い声が聞かれた。山武市内から訪れた家族連れは、「目当てのものをネットで見つけておいて買いました。案の定行列がすごかったので早目にきて良かったです」と笑顔。両手にケーキの入った袋をぶらさげて満足げだった。また、八街市在住の男性も、「山武市のイチゴが大好きで毎年家族でイチゴ狩りに来ているんです。たまらないですね」と大きなイチゴを頬張った。子どもも大人も笑顔になってしまうのは、味はもちろん見た目の可愛さゆえである。イチゴが着物のようなピンクの柏餅に巻かれているのを見て「本当にお姫様見たい!」とはしゃぐ少女は、大切そうにカップを袋に入れていた。
 見事グランプリを獲得したのは、『アント』のサブレとパイのミルフィーユ。「発酵バターをたくさん使いました!」と自信を見せる作品は、開始30分を過ぎるころには完売。「優勝は『アント』さんだと思う!」という声も多々聞かれたので、納得のグランプリでは。準グランプリは『パティスリーグランソレイユ』の苺のブリオッシュ。「イチゴタルトの作りになっています。今まで500から600個作っていました。今年は渾身の力をじっくり込めて400個。優勝狙っています!」と意気込む店主だったが、おしい!来年こそ。
 審査員特別賞は『ケーキ工房クミ』の苺のティラミス。カップの中で何層にも重なったソースと大きなイチゴは魔法の小ビンのような可愛らしさ。
 他にも、イチゴを練り込んだシュークリーム生地やイチゴの下に甘酒のプリンが敷かれたものなど普段は食べることができないものばかり。来年のS1グランプリに向けて、開発を始めた出展者もいるに違いない。

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