市原にご当地アイドルが誕生! あなたの推しメンは?
- 2013/2/1
- 市原版
2012年8月、いちはらFMが主催する『いちはらPRプロジェクト』の一環として市原にご当地アイドルが誕生した。『Tree Angel(ツリーエンジェル)・COSMIC11(コズミックイレブン)』と名付けられた2ユニットのメンバーは14名。応募数48名からオーディションを勝ち抜いた。年齢は元気な10歳から落ち着いた20歳までと幅広く、個性も豊かだ。学校に仕事と各々が多忙な中、時間を縫って現在は週1回合同練習に励んでいる。市民へのお披露目は昨年10月27日の上総いちはら国府祭りのストリートパフォーマンスの舞台で、たくさんのギャラリーを盛り上げた。
市原FM放送株式会社の企画部制作課、鈴木康友さんは、「数年前から温めていた企画がやっと実現した。このタイミングが最後のチャンスだと思った。市原といえば『Tree Angel・COSMIC11』と言われるようなユニットにしていきたい」と話す。オーディション後に養老渓谷で合宿を行って絆を深めた彼女たちに、年齢によるデメリットは全くないという。「人数は多い方が迫力もある。上の子の年齢が高い分、下の子の面倒をよく見ている。統制がとれていい」と、笑い声を上げながらダンス練習の合間に昼食を取るメンバーを見て嬉しそうだ。
最年長 あやかは大学生。10代最後の経験にと応募した。元来メイド服などに興味もあり、アイドルに憧れた。「社会人になっても続けたい。周りの友達がやっていないので貴重な経験を積めている。これから色々なイベントに出てみたい」と落ち着いて話しながら、色白の頬を少し赤らめた。対照的に、最年少の小学生である、みゆりん(4年)とみ~も(5年)は今すぐ踊り出しそうなほど元気に溢れている。他の年上メンバーから仕草ひとつにしても可愛いと大絶賛。み~もは「市原は都会過ぎず、田舎過ぎないのが魅力」と鋭い意見。みゆりんと2人で目を輝かせながらダンスが好きだと話す。体力的な面でお姉さんたちに追いつけるようになるのが目標だという。
中学生メンバーは大人の仲間入りをめざし、オシャレに敏感な4人組。りぃちゃん(3年)は子どもが大好き。みさ(3年)、えみたそ(1年)はファッションセンスを磨くことに夢中。市原に元気を届けたいと意気込んだ。「昔から、キノコやコケが大好き」と最も個性的な趣味を持つのは、るなな(1年)だ。ツインテールの髪を揺らしながら、食用のコケについて話し始めると止まらない。応募は祖母がしたものの、小1からダンスを習っていたという強者だ。高校生のちーにゃん(2年)とみづきてぃ(1年)はこれからの活動へ期待に胸を躍らせ、年齢や個性がばらばらのメンバーを様々な色を持つ『虹』だと例える。そんな中、せりな(2年)は年長者として特に意識が高く、「最も気を付けることはあいさつやマナーを守り、はしたない行動をしないこと」だと話す。
他に、のあ・みゆめろ・さ~や・なっちゃんを含めた総勢14名。声を揃えていうのは、みんな「市原が大好き!」ということ。鈴木さんは、「今後は、市原のご当地アイドルとして浸透させ、ゆくゆくは大手テレビ局のオーディションにも参加したい」と熱く語る。スタジオでAKB48の『会いたかった』の振りを完璧に踊りきる彼女たちの笑顔を見たら、思わず手を振り返したくなること間違いなし!きっとあなたの推しメン(お気に入りのメンバーのこと)が見つかるはず。今後は、この春から関東リーグへ進出を決めたVONDS市原が、臨海球場に出場する際のフェアプレーチルドレンとして入場を務めると共に、市原市内の様々なイベントに参加する予定。順次いちはらFMのホームページで告知されていく。
問い合わせ いちはらFM TEL.0436・26・1111