氷の上で楽しさ競う
- 2013/2/15
- 市原版

氷の上で楽しさ競う
2月3日(日)、姉崎公園スケート場で『第23回市民スケート大会』が行われ53名が参加した。主催は市原市教育委員会と(財)市原市体育協会。当日は天候に恵まれたが、前日の高気温と風の影響によりリンクスタッフが徹夜でリンクの整備にあたったそうだ。開会式ではスケート協会会長、市議会議長の菊池洋巳さんが「友達をいっぱい作って、親睦を深めて下さい」とあいさつをした。
「頑張れー」、「本気だよ、本気」家族や友達の声援が飛ぶ中、スイスイと上手に滑る子もおそるおそる歩く子もみんなそれぞれのペースでスケートを楽しんだ。スタート時にふらついて止まることができず、何度もフライングする姿も。スタッフに付き添われながら大幅に遅れてゴールする子には観客からのあたたかい拍手が。ペア競技では兄妹で参加している微笑ましい姿も見られた。
今大会では、個人の部で4名が二冠を勝ち取るという快挙を成し遂げた。
小学生男子低学年の部300メートル、500メートルをスピード感のある滑りで制したのは4歳からアイスホッケーを習っているという藤木良太くん(牧園小1年)。小学生女子低学年の部300メートル、500メートルの勝者である田中萌夏さん(京葉小3年)は1年生の頃から当スケート場のサンデー教室に1シーズン4、5回ほど通っているという。「去年は3位だったのでうれしい」と笑顔。小学生男子高学年の部300メートル、500メートル優勝の吉澤将くん(明神小6年)はスケート協会の教室に通っており、何と4連覇。また、成年男子500メートル、1000メートルの優勝メダルは吉野大三郎さんの手に。「3月で72歳になる私が優勝できたのは日々のトレーニングと諸先輩方のおかげです」と話した。今回が8回目の出場でほぼ毎年優勝しているとか。
昼食後のアトラクションでは、磁石をつけた魚の絵を釣り上げる『氷上魚釣りゲーム』と『ミニホッケーリレー』が行われた。「難しい~」と四苦八苦している子も、終了後に参加賞のお菓子と文房具をもらってご機嫌。アトラクションのみ参加している子も。とてもほのぼのとした大会だった。
「転ばないで一周できれば参加できます。来年もあるので、気軽にご参加下さい」と市原市スケート協会事務局の武石誠さん(59)。
他の優勝者は以下の通り(敬称略)。小学生女子高学年の部300メートル・榎本陽香(白幡小5年)/500メートル・西川美桜(有秋東小5年)/ペア競技・西川由利子、西川美桜ペア/家族リレー・杉江規親、彩奈、真輝/団体対抗リレー・姉崎小Aチーム(美好結衣、朝倉拓海、佐藤龍一、田丸瑞穂、菅澤奎大)
問い合わせ 市原市スケート協会