赤ワイン 落花生 大和芋 ヘルシーな食材でおもてなし

 お客様の健康まで気遣った『おもてなし料理』教室(三和コミュニティセンター主催)が昨年末に開かれた。参加者16人に手ほどきしたのは薬膳料理研究家木村みどりさん(66)。「柿はアルコールの分解を助ける。ピーナツの薄皮と赤ワインはポリフェノール、水菜はカルシウムや鉄分、大和芋は消化酵素を含む」とそれぞれ栄養価が高い食材を使った。5人分のレシピは以下の通り。
『鶏肉のワインソース煮』は骨付き鶏もも肉5本を使う。塩、コショウ、タイムなど肉料理向けハーブ類を擦り込み、30分ほど置いたあと小麦粉をまぶし厚手の鍋で焼き色を付け取り出す。同じ鍋で3センチに切ったベーコン3枚、粗みじん切りのニンニクを炒め、赤ワイン1カップ、スープ2カップに鶏肉を入れ煮込む。さらにみじん切りと大きくクシ切りにした玉葱各1個分、シメジ1パック、ロリエをいれ、強火で15分。再びワイン1カップを加え煮詰め塩、コショウで味を調える。最後にワインビネガー大さじ1を加える。
『リンゴのケーキ』は卵3個を泡だて器で混ぜ、グラニュー糖100グラムを加え固く泡立てる。さらにふるいにかけた薄力粉150グラムとシナモン小さじ1と2分の1を入れざっくりヘラで混ぜる。薄いイチョウ切りの紅玉1個を加え、オリーブオイル2分の1カップ、バニラエッセンス少々も混ぜる。型に流し入れ、皮つきのままクシ型に薄く切った紅玉1個をタネの上に放射線状にのせる。リンゴはどちらも事前にレモン汁が振ってある。ベーキングパウダーは使わない。200度に予熱したオーブンを180度にして40分ぐらい焼く。竹串を刺して何もついてこなければ出来上がり。「翌日においしくなる」そうだ。
 千葉県の野菜を使った『千葉ピラフ』は木村さんがアレンジしたレシピ。お米2合に水300㏄、薄口しょう油、酒各小さじ1と2分の1、「人参の臭みを消す」カレー粉小さじ1、すった人参半本、炒った薄皮つきピーナツを入れて炊く。
『大和芋のサラダ』は水菜、わさび菜を切ったものを皿に盛り、大和芋をポリ袋にいれすりこ木で叩いたものを中央に置く。千切りの柿、ほぐした食用菊を周囲に散らす。ドレッシングはチリメンジャコ、オリーブオイル、酢、しょう油を使った和風。
 最後に作ったのは『大根の淡雪スープ』。卵白2個分をしっかり泡立て、すりおろした大根200グラムと混ぜる。スープを煮立て、前述の卵白を入れ火が通るまで弱火で煮る。生姜のしぼり汁、クコの実を散らして出す。余った卵黄は分量外だがりんごのケーキに使用した。
 食事タイムに「大皿に盛り付けたら華やぐ」などおしゃべりに花を咲かせた参加者たち。「孫のために作る」という70代の男性に木村さんは「料理のできる男性は長生きしますよ」とにこやかに声をかけた。

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