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寒さをさえぎるドームでワカサギ釣り!
- 2015/2/13
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ワカサギ釣りというと、氷上穴釣りを思い浮かべる人は多いと思うが、ボート釣りやドーム船釣りもある。市原市南部にある高滝湖では数年前から、釣り客の強い要望で桟橋ドームを3棟設置した。このドームが大人気で、12月から3月にかけて県外から大勢の人が訪れている。特に週末は混み合い、当日先着順に受け付けるため、営業開始の6時半前から待っている人も多いとか。
人気の理由は首都圏でアクセスが良いことに加え、他の信州や北関東の釣り場より温暖な気候であること。更に高滝湖観光企業組合の組合員は「たくさんの釣り雑誌で、高滝湖は釣れると紹介してくれてるからだろう」と話す。
そして何よりも、この寒い時期、冷たい風をさえぎるドームが一番の人気の理由では。取材当日も寒い日で風速は最大10メートル。駐車場奥にある貸しボート等の看板がある建物が受付や休憩のできるボート事務所。ここで料金を払い、釣り場前の物置に入っているライフジャケットを着用する。釣りをやる人もやらない人も釣り場では必ず着用しなくてはならない。
数こそ少ないが、ボートや桟橋でワカサギ釣りを楽しむ人もいる。でも、やはり圧倒的に、この時期はドーム。土曜日ということもあり、3棟とも満員状態。組合員の話では9割以上が県外からのお客さんで、遠方では宇都宮から来る人もいるとか。釣果は2ケタの人もいれば、最高1800匹という人も。釣りは仕掛けのハリにエサを刺して、足下の水面に落とすだけ。水深は4~6メートル。竿を上下に動かしたり止めたりし、アタリがきたら竿を上げる。寒さを感じないドーム内では、皆さん、くつろいで釣りを楽しんでいる。
貸し竿や仕掛け、エサ等は受付で用意されているので、手ぶらで行っても大丈夫。また、釣り場から近くにトイレや駐車場、自販機もあるのも有り難い。サイクルボートやスワン・飛行機などもあるので、子どもも喜ぶのでは。高滝湖では、秋から冬はワカサギ釣りで有名な釣りスポットだが、コイやヘラブナ、ブラックバスなどは年間通して楽しめるそうだ。
問合せ 高滝湖観光企業組合(市原市高滝188/市原湖畔美術館近く)TEL 0436・98・1277
営業 12~2月は6時30分~16時30分/3月は6時~17時
料金 1日券640円・貸電動リール1500円・手ばね竿無料・仕掛け300円・エサ150円~200円・ドーム桟橋中学生以上1500円、小学生500円。定休日は元旦の他、臨時休業あり。