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農家に教わる野菜作り
- 2015/5/8
- 市原版, シティライフ掲載記事
三和コミュニティセンター主催の人気講座『野菜作り教室(12回シリーズ)』が今年も行われている。磯ケ谷にある私有地の畑を借り、1年を通して作業を行う。4月の初回は参加者12名の畑の区画決め、今後の流れと作付けについての説明がなされた。
「除草剤はゼロ、農薬もほとんど使いません。草取りは大変だが頑張って下さい」長年、講師を務めている地元農家の伊藤喜規(よしのり)さんが自らの実体験で体得した知識を伝授する。5月にはミニトマト、ナス、カボチャ、7月には黒豆、9月にはブロッコリーやハクサイ、害虫がつきにくくなる10月にはホウレンソウなどアブラナ科の菜類の苗を植える。空いたスペースに自分で持ち込んだ苗を植えるのも可。
肥料は作物に合った成分のものを使用し、やり過ぎないこと。例えば、豆類は降雨の中に含まれる窒素で充分なため窒素分の少ないものを選ぶ。トマトは肥料なしでOKだそう。
参加者はリピーターが多く、活発に質問が飛び交う和気あいあいとした雰囲気。7年目の参加という女性は「先生の、気候に応じたアドバイスのおかげで形の綺麗なものがたくさん収穫できます。今年はチンゲンサイにも挑戦してみたい」と笑顔で話した。