- Home
- 市原版, シティライフ掲載記事
- 実は奥が深い、ラジオ体操
実は奥が深い、ラジオ体操
- 2015/8/7
- 市原版, シティライフ掲載記事
子どもの頃から馴染みのあるラジオ体操、何となく手足を動かしているだけの人も多かったのでは。実は動きひとつ一つに意味があり、きちんと動けば第1、第2体操合わせて約30キロカロリーを消費するという。
6月30日、戸田コミュニティセンターで行われた主催講座『ラジオ体操 1級指導士に学ぶ』では、高齢者向けに考案された『みんなの体操』とラジオ体操第1、第2のそれぞれの動きが体に及ぼす効果の説明と詳しい実技指導がなされ、17名の参加者が元気よく体を動かした。
講師は全国ラジオ体操連盟公認の1級指導士、佐川幸司さんとアシスタントの指導士3名。まずは良い姿勢から。背筋を伸ばして顎をひく。まっすぐ前を向き、手は生卵を掴むように軽く握るのが基本。最後の深呼吸は手の平を開いて指先をぴんと伸ばしながら行う。腕と脚を伸ばす、腕を振る、体をねじるなど全身の筋肉をバランスよく使うので、しっかりと向き合えばかなりの負荷がかかる。「疲れたわ~」と苦笑いする参加者も。
「地域活動として、公園などで毎日継続して行ってほしい。みんなでやると長続きしますよ。ご自分の健康のためです」と佐川さん。上達してきたら、全国ラジオ体操連盟が行う講習を受け指導士の資格取得にチャレンジしてみるのもいいだろう。