さわやかな写真立てで、気分もさわやかに

 7月26日(日)・27日(月)、市原青少年会館で開催された『おもしろ工作』講座に、対象の小4から6年23名が集った。テーマは身近な材料を使って工作しよう。講師の君塚薫さんが館山や勝浦の海で集めた、貝殻や研磨されたビンのガラスを使って、子どもたちは写真立てを飾っていく。
 青、白、赤と色とりどりの貝やガラスを選ぶのさえ真剣な顔。並べるだけでなく、ガラスの上に貝を乗せる工夫もみられた。「並べる貝殻の大きさを変えてみました」と話す女の子や、「色を揃えたんだ!」とボンドで接着しながら言う男の子。個性が色鮮やかに映し出され、どれも世界にひとつしかない作品に仕上がっていく。その後、プラスチックカップをひっくり返して作るランプシェードに着手。カップの周りにガラスを貼り付けていく作業は、思いのほか根気がいる。「接着するのに使うホットボンドは熱くなります。きちんと注意して使いましょう」と君塚さんが机を回りながら指示を出す。「土台は大きいほうが貼りやすく、一度貼ってもとれやすいので、ボンドを流し込んでください。下のガラスと重ならないように置いていく方がいいですよ」との声に、あちこちから君塚さんを呼ぶ子ども達。
 波の音が聞こえてきそうなほど涼しげな写真立てに、この夏の思い出が飾られることだろう。

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