台湾の学生 医療・福祉施設を視察

 8月19日、台湾・南開科技大学から、市内に視察団が訪れた。助理教授の李さんと社会人修士である学生たちは、医療と福祉の連携施設を見学したいと希望。当日は、馬立の医療法人社団緑祐会・永野病院、介護老人保健施設・梅香苑、牛久の南部保健福祉センターをまわり、最後に、今年3月にオープンした喜多の社会福祉法人市原うぐいす会の特別養護老人ホーム・グリーンホームへと、到着した。
 両法人の理事長・永野佑一さんは、「子どもや一般市民と入居者が、身近にふれあえる環境を重視しています」と、グリーンホームのコンセプトを説明。約3000坪の広大な敷地には、桜が植栽された車イスで通れる遊歩道もあり、隣接地は市民サッカー球団「ボンズ市原」のホームグラウンド。スポーツを楽しむ子どもからシニアまで、多くの市民と自然な交流ができるようになっている。ミニ家庭菜園の整備も予定中だ。
 その後、学生たちは永野さんの説明を聞きながら、施設内を見学。10の個室と共同フロアひとつで1区画の構成になっていることや、配膳室での衛生管理、入居者がより自宅感覚で過ごせる個室の自由レイアウトなど、運営方法にも熱心に質問した。特に学生たちが驚いたのは、入浴設備。専用ベッドに利用者を乗せると、横移動して浴槽に沈む形になっており、介護者も利用者も負担が軽くなっている。「福祉の先進機器も実際に見ることができ、貴重な学びの機会になった」と、学生たちは永野さんらスタッフに礼を述べ、視察は和やかな雰囲気で終了。一行は笑顔でグリーンホームを後にした。

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