スカイプで気軽に傾聴ボランティア

 スカイプとは、パソコンの画面を通して相手の顔を見ながら話すことのできる無料のインターネット電話サービス。5月7日、市原市市民活動センターでNPO『一歩一歩テレビ電話支援会』主催の『スカイプの楽しさを知ろう』が行われ、離れて暮らす家族や親戚と顔を見せ合って連絡をとりたいと9名が参加、ノートパソコンを持参し操作方法について学んだ。2回1セットの講座で、1回目は環境設定と初歩的な使い方を勉強、2回目の応用編へと続く。パソコン操作が不慣れな人にも6名のスタッフが丁寧に教えてくれる。
 同会責任者の安田清さんは千葉労災病院もの忘れ外来で勤務する言語聴覚士。京都工芸繊維大学との共同研究で、認知症の人は、テレビ番組を視聴するよりスカイプで人と会話したあとの方が落ち着いた状態になるという結果が出ている。落ち着いた状態とはボーッとしていたりイライラしないということで、3時間後もその状態は変わらなかった。
 「人とのコミュニケーションは症状を緩和する。まずは家族や知人と気軽に使えるネットワークを築き、慣れてきたら認知症の人と接する傾聴ボランティアに役立ててほしい。認知症患者が増え続ける将来を見すえ、お互いに助け合う体制を築いておく必要がある」と安田さん。ある女性参加者は「遠方に住む病気の母親と顔を見て話ができるのは嬉しい」と話した。認知症に限らず、スカイプは遠隔支援の便利な媒体となりうる。活用してみてはいかがだろう。
 傾聴ボランティアを募集中。「軽度の認知症の人にも、ぜひ支援する側に立ってもらいたい。ご自身にも効果がありますよ」とのこと。次回の同講座は11月26日と12月3日。参加費未定。

問合せ 鈴木さん
TEL 075・724・7494

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