将来に生きるスピーチ技術を

 昨年11月、学校法人君津学園主催で清和大学にて開催された『第16回中学生英語スピーチコンテスト』。県内から応募のあった29名の中から、原稿及び録音音声による第1次審査を通過した8名(男子3、女子5)が本選会に参加した。
 市原市や袖ケ浦市、鴨川市など幅広い地域から選ばれた中学生たちは、会場に足を踏み入れると緊張の面持ち。『将来の夢』や『人生は数学だ』、『いじめについて』など様々なテーマで語られる3分間。滑らかな発音と両手を使った手振りからは、相手に気持ちを伝えようとするはっきりとした意志が強く感じられた。
 その中、最優秀賞に輝いたのは館山市立房南中学校の島田結羽さん(中3)の『海のゆりかご』。小学生の頃、家族旅行で訪れたパラオの海でクラゲと泳いだ幻想的な思い出を持っている島田さん。クラゲが減少していることを知り、何が出来るのか考え、地元館山の海を守るために、現在アマモ保護の活動をしているという。「相手に気持ちを伝える難しさを学びました。とても緊張しましたが、今日の経験を高校受験にも生かせたらいいなと思います」と話し、笑顔を見せた。実体験に基づいたスピーチはとても説得力があり、声の大きさや明るい声音も感情表現をさらに豊かなものにしていた。
 君津学園国際交流室の木嶋勇一さんも、「第16回の開催となり、今では初代に参加してくれた方が教師になり、自分の生徒さんと参加されることもあるほど歴史ができました。20回目を目指して頑張ります」と満足そうだった。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  山武市本須賀海岸のほど近く、住宅街の一角に、和泉奏平美術館がある。1993年に48才と若くして逝った画家・和泉奏平の遺作を、自宅アト…
  2. ◇新型コロナで不審な電話が増加中!  県内の個人宅では、「コロナのことで調べている」という不審な電話が確認されています。市役所職員を…
  3.  2020年は「更級日記」作者・菅原孝標娘(すがわらのたかすえのむすめ)の帰京から1000年。作者は父の上総介(かずさのすけ)任務に伴い、上…
  4.  市原市内の古道に道標を作成・設置し、椎津城跡の整備に協力するなど、文化遺産啓発活動や地域行事に協力を続けている姉崎高校の生徒らが、この…
  5.  サッカー場施設の「市原スポレクパーク」は、子どもから大人までサッカー愛好家が集まる市民・県民のための施設です。広大なピッチはナイター設備を…
  6.  分蜂の季節。ニホン蜜蜂を飼っている者にとっては待ち遠しい、期待に胸膨らむ季節です。桜の花が咲いた2週間後くらいが目安で、偵察蜂が新しい棲み…
  7. 「ダメダメッ、沼の主がいるよ。行っちゃだめー」と、子どもたちが人形に向かって必死に叫ぶ。人形劇『やまなしもぎ』の一場面でのことだ。上演…
  8. ◇多発する車上荒らし、部品盗難に注意!  市原警察署管内では最近、車上ねらいやナンバープレートを狙った部品ねらいの盗難が多発していま…
  9. 11月23日(土)、千葉市中央区のそごう千葉店で開催された『市原市・房総 災害復興フェア』。9月、10月に千葉県を襲った台風15号や暴風雨は…
  10.  毎年、年末は空き巣などの被害が増加する。また、今年は台風15号・19号の被害を狙った悪質商法や盗難事件等も発生しており、千葉県警察で…

ピックアップ記事

  1.  山武市本須賀海岸のほど近く、住宅街の一角に、和泉奏平美術館がある。1993年に48才と若くして逝った画家・和泉奏平の遺作を、自宅アト…

イベント情報まとめ

  1. ※イベントの開催につきまして、ご確認の上ご参加いただきますようお願い申し上げます。 ◆サークル ・よさこいチーム飛翠迅 毎(月) 19~2…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る