ふるさとビジター館 アミガサタケ花見ついでにキノコ狩り

 えー?春なのにキノコの話題?と思われるかもしれませんね。でもこの季節ならではのキノコがあるのでご紹介します。なんとお花見の時、桜の木の下に生えているキノコなんですよ。
 見た目はかなり変わっていて、傘に網目状の模様があって、柄の中は空洞。この一風変わった風貌のおかげで採る人も少ないのですがこのキノコ、実はとっても美味しいんです。オリーブオイルで炒めてパスタにしたり、乳製品との相性が良いのでグラタンやシチューなどに入れるのもピッタリです。乾燥させたものを戻して、中華に使うのも美味しいダシが出て良いですね。欧米ではモリーユやモレルと呼ばれて、春には市場にたくさん出回ります。
 このキノコは栽培できないので、すべて野生のものです。北米各地では毎年アミガサタケ祭りが行われますし、フェイスブックには『私のアミガサタケ』がたくさん登場します。海外でこれほどの人気があるのに、日本では人気がなくて残念ですねー。アミガサタケ地位向上委員会でも作ってみるかな?
 そもそもキノコは、その生き方から大きく2つに分かれます。落葉や枯れ木などを分解するもの(シイタケなど)と、樹木と菌根を作り共生するもの(マツタケなど)です。でもこのアミガサタケは、その両方の性質があるというのですからビックリ!発生状況に応じてどちらの生き方もできるようなのです。今はその外見から数種類に分けられていますが、これからもっと研究が進むと分類が変わってくるかも?
 いずれにせよアミガサタケは、今とってもHOTなキノコなんですヨ!

(ナチュラリストネット/加藤恵美子)

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