さて、あなたはトリックが見破れるか!?

 市原市在住の杉元眞さん(65)は、「私の手品を見てくれた人が不思議!と思ってくれるのが一番の喜びです」と話す。20年前、テレビ番組でマジック大会を見てトリックに感動し、自分でもできるかもと挑戦したのがきっかけ。
 今では扱う手品が100を超え、15分ほどのショーは毎回大盛況。ボランティアで老人ホーム施設や子ども会で披露することが多く、「入所者や子どもだけでなく、周りの付き添いの方たちまで楽しんでもらいたいです。手品は言葉の要らないコミュニケーション。国籍や性別、年齢を問わずに驚きを共有すれば仲良くなれます。会話に困った時にも使えます」と、笑顔を見せた。
 輪ゴムやハンカチ、水を使った技がスムーズに続き、驚きの連続。道具は百円均一で購入したものから、自作のものまで様々。「日常の中でも、ふとこんな手品はどうだろうと考えていますね」という。一時間くらいの長い舞台では自身の仕入れた『漫談』も披露してメリハリをつけることを意識している。
 また、時にはタネ明かしをすることもあり、トリックが分かると皆、「なんだ!」という顔をするそうだが、真剣に考えながら見ることは、脳の活性化にも充分効果がありそうだ。
 図書館や本屋にはマジックタネ明かしの本も存在するが、杉元さんは純粋に『驚き』を楽しんで欲しいという。「これだけ人を騙して喜ばれるのは手品だけ!これからも続けていきます」と、最後まで笑顔だった。

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