優しい光の竹灯籠で 駅にイルミネーション【大多喜町】

 いすみ鉄道の大多喜駅で、今年も冬のイルミネーション『竹灯籠』が開催されている。夷隅郡市の特産である竹灯籠は、まっすぐな竹に彫刻が施され、そこから洩れる温かな光が特徴。幻想的な冬の夜の駅が楽しめると好評だ。
 イベントの実施には、勝浦市の地域活動団体・ZP倶楽部が協力。同団体が竹灯籠の作成・展示を行っていると知ったいすみ鉄道の古竹孝一社長が「特産である竹を活用したイベントで地域を盛り上げたい」と声をかけ、その年の夏に開催された『大多喜ランタンフェスティバル』で、初めて駅に竹灯籠を設置した。このフェスティバルには大多喜町在住の竹灯籠作家・末吉正樹さんも参加、人気だったことから、その作品を駅に常設し、さらに同年12月から毎年冬に、多くの竹灯籠を飾ったイルミネーションを開催している。
 今年は11月23日に点灯。工務課を中心とした同鉄道職員とZP倶楽部、末吉さん、大多喜町といすみ市の地域協力隊の協力で設営され、美しい光の竹灯籠が約580本も飾られている。期間は来年2月11日(祝)まで、17時~21時半。駅構内への入場は、期間中の点灯時間内に限り無料。
問合せ:いすみ鉄道 営業課
Tel.0470・82・2161

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…
  2. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  3.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  4. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  5.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  6. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  7.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  8.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る