フードロスを考えよう

まだ食べられるのに廃棄される
フードロスを考えよう

 最近耳にする『フードロス』という言葉。まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことだ。日本では年間2000万トン近い食品が廃棄され、そのうちまだ食べられるものが500万~800万トン含まれる。これは1年間に日本で生産される米の量に匹敵するのだそうだ。そんなフードロスを考える講演会『フードロスを考える~もったいないからありがとうへ~』が、講師に女子栄養大学非常勤講師でセカンドハーベスト・ジャパン広報として活躍する井出留美さんを招き、9月8日(日)、東金商工会館で開催された。
 フードロスのうちわけは、家庭からと企業から出されるものが半々。過剰購入、包装の不具合、季節商品やキャンペーンの終了、商品の回転が遅い、食品表示の問題などが考えられる。また野菜の規格外、大量生産などもフードロスが生じる原因だという。
 改善策として井出さんは、「賞味期限などの表示方法の見直しや消費者への理解促進が重要」と話す。一般家庭でも、不要なものは買わない、賞味(消費)期限を気にしすぎない。またフードドライブと呼ばれる「食品加工工場をはじめ農家や個人から様々な理由で廃棄される食品を引き取り、福祉施設や児童擁護施設、またはホームレスの炊き出しなど必要としている人に届けるフードバンク活動も手段のひとつとして知ってほしい」とも。
 井出さんが広報を務めるセカンドハーベスト・ジャパンやフードバンク千葉では、余っている食べ物を困っている人へ届ける活動を行っている。「今日を機会に何かの形で参加していただけるとありがたいです」と井出さんは結んだ。会場にはフードドライブコーナーが設けられ、参加者が持ち寄った食品が集められていた。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  日没後に花が咲き、翌朝になると萎む1日花の月見草。御宿海岸の『月の沙漠記念公園』の一角では、大きめの黄色い花が咲くオオマツヨイグサが、毎…
  2. 「人生100年時代、どうやったら幸福な終活の日々を送れるのか。そのひとつとして、ヨーロッパで人気の体験・滞在型農園の菜園版的な、交流できる…
  3.  平成22年度から毎年、千葉県内各地で公演を行っている『おやこ de オペラ』。年齢制限を設けず0歳の子どもから入場でき、子どもたちが舞台に…
  4.  最近、市原市内の小湊鐡道沿線で、白と緑色の気動車が走っているのをご存じでしょうか。  この車両は、キハ40といい、小湊鐡道が2020年に…
  5.  夏鳥として本州以南にオーストラリアなどから渡って来るコアジサシ。全長26㎝程、体と尾は白色で、背と翼上面はうすい灰色、頭部はヘルメットをか…
  6.  とうとうアロエベラを買ってしまいました。ずっと気になっていた植物のひとつで、いつかは欲しいと思っていたアロエの仲間です。昔はどこの家庭にも…
  7.   富里市七栄にある国登録有形文化財『旧岩崎家末廣(すえひろ)別邸』。ここは三菱財閥の創業者一族、三菱グループ第3代社長・岩崎久彌(ひさや)…
  8.  大多喜ハーブガーデンで毎年開催される『ストーンサファリ』。2018年の第1回から好評で、回を重ねるごとに出展数も来場者も増えている。第6回…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  日没後に花が咲き、翌朝になると萎む1日花の月見草。御宿海岸の『月の沙漠記念公園』の一角では、大きめの黄色い花が咲くオオマツヨイグサが、毎…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る