マッチャキじーじ&ばーばの手作りスローライフ
- 2014/5/30
- 外房版
御宿町の高台にある住宅地で暮らす松崎彰夫さん(71)睦子さん(68)夫妻は、手作り雑貨が大好き。彰夫さんはワイヤークラフトと木工に夢中。睦子さんは手縫いの布小物作りを楽しんでいる。自宅に置かれた棚類やおしゃれなワイヤー雑貨、可愛い布小物が部屋をステキに演出している。凹凸感が温かみのある珪藻土の壁は2人で塗った。
60歳の定年を機に、川崎市から移り住んだ松崎さん夫妻。「でも、家を購入してあったので、完全移住する前の約5年間は週末田舎暮らしを楽しんでいました」と話す睦子さん。若い頃から、「ちょっとした棚などは作っていた」彰夫さん、御宿に来てから「必要に迫られて」ワイヤークラフトを作り始めた。そして雑貨店で、いいなと思う物があれば、自分も作れるのではないかと、創作意欲に駆られ、様々なものをたくさん作ってきた。年に2回だけ、イベントに出店している。「作品が見たい」、「欲しい」という人たちの要望に応えて、自宅横に作品を展示したアトリエを増設。前日までに連絡をすればアトリエ内を見せてくれる。作品を見て、デザインやサイズを自分好みにオーダーする人や思い出の空き瓶を持ってきて「これで照明を作って」と依頼する人もいるとか。
18歳になる愛猫と、のんびりとした生活を満喫する夫妻。「海が近いので、ロングボードをやっているんですが、最近は人が多くて海には入ってないんですよ。あと、地元の漁師さんに釣りを教わったりもしています」と、お茶目に笑う彰夫さん。睦子さんは、料理だけでなくお菓子作り、そして斜面を生かしたガーデニングも。紫を基調にした上品なガーデン。今の時期はバラの手入れに大忙し。「ここに来てからの方が友人が増えた」嬉しそうに話す彰夫さんだった。
問合せ 松崎さん
TEL 0470・68・5717