全国でも珍しい陶器のお雛様

『とうがね近江びな祭り』開催中

 3月3日まで、東金市の道の駅みのりの郷東金にあるカフェ&リストランテとっチーノで『第二回とうがね近江びな祭り』が開催され、多くの来場者で賑わっている。
 会場に展示された陶びなは約250組。制作したのは、同ひな祭りの主催・異業種交流会『チームとうがね』の皆さん。「東金を元気にしたい」という共通の思いを持つ、東金市および周辺地域に住む女性たちだ。昨年の展示会に訪れて、会の趣旨に賛同し参加者は5名増え、17名が出品。
 前回は約150組の陶びなを出品したが、「陶器のおひな様は珍しい」、「可愛くて上品」、「リーズナブル」と大好評で完売し、「もっと、たくさんのおひな様を」という声を受け、今回は250組を出品。
 同会代表の立体造形作家・松本展しさんは、「町の活性化のために、市外からも人を呼べる新たなイベントをと考えました。徳川家綱の乳母、近江の局は家康が鷹狩りの折、宿泊所に使った東金御殿を家光より貰い受けたという、東金にゆかりのある人。そこで、近江の局をモチーフにした陶びなを作ることに。各地に雛祭りイベントはありますが、見て楽しむものがほとんど。だから、気に入ったおひな様があれば、買うこともでき、更に、制作体験もできるような他にはない企画でと決めました」と語る。※制作体験は日曜日の14時から。
 創作活動の一環で、陶びなを手がけていた松本さんの指導のもと、『チームとうがね』の皆さんは毎月、東金市内にある松本さんのアトリエで制作に励む。「昨年より明らかに皆のやる気が盛り上がっていると感じます。このイベントを定着させるには、後進を育てることが必要」と松本さん。
 自身は国内外の展覧会や個展に出展し、数多くの受賞も。昨夏、国民宿舎サンライズ九十九里で立体造形作品の個展を開催。その折に出品し人気が高かった鉄と真紅のバラのオブジェも今回出品。カフェエリアと展示スペースの間に置かれている。
 陶芸の土の温かさを残しながらも、彫刻的に作られたひな人形は繊細な仕上がりになっている。また、今年、松本さん制作の女びなの髪型は、髷を近代的にアレンジしたものもあるので、従来の女びなと比べてみるのも一興。開催時間10~17時。

問合せ チームとうがね
TEL 0475・52・0675

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