【東金市】みんなの心が通うまちづくりを/藤﨑直江さん

 東金市役所で安全安心対策官として勤務する藤﨑直江さん(63)。4年前に浦安警察署の副署長を退職した藤﨑さんは、外事課や少年課、監察官室など幅広く学んだ知識と経験を生かし、同市役所で市内の防犯対策や行政対象暴力対策を主に、安全で安心できるまちづくりに貢献している。「東金市内の刑法犯の認知件数は減少傾向とはいえ、人口1万人あたりの件数は県下上位となっています。防犯カメラによる抑止対策やホームセキュリティの普及を提案したり、行政対象暴力への対応などを職員向けに教育したりしています」と話す藤﨑さん。
 東金市内の防犯カメラの台数はここ数年で大幅に増加している。同市役所に赴任した当初は、まず市内の地理を把握するために外回りを多く行い、子どもの見守り活動に役立つ設置場所はどこか調べるために自ら動いたことも。また、「実態を知らずして改善は行えない。苦情は真摯にお聴きするべき」とした上で、行政対象暴力や悪質クレームに対しては「すぐに対応する。そして、毅然とした態度を保つこと。さらに1対1は避けることが大切です」などの対応策を挙げる。
 近年は市役所内で起きる事件の報道もあり、市民だけでなく職員の防犯に対する危機管理も必要不可欠だ。過去、そして県外の事件化した事例をまとめた独自ファイルは、新人職員への研修などに使用して、よりリアルな現状を伝えている。「外事警察として勤務していた時は特に日本を守っているという使命感がありましたが、同様に今は東金市を守っていると自負しています。出来る限り、警察との横のつながりも強くしながら、知識交流を行うつなぎ役として活動できれば」と、抱負を語った。

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